コンシダレイトの2020が募集再開!! 疝痛による開腹手術の影響は!?
今回はインゼルサラブレッドクラブから、2021年度募集再開馬「コンシダレイトの20は買いかどうか」を現役インゼル会員が勝手に考察します。
※あくまで個人的な考察となります
○コンシダレイトの2020について
●プロフィール
性別:牡
生年月日:2020年2月19日
母父:Dansili
叔母:エネイブル
生産者:Haras d'Etreham
育成牧場:三嶋牧場
調教師:友道康夫
募集価格:4000万円(8万円/500口)
※以前の募集価格は5000万円(100万円/50口)
●募集停止から募集再開となった経緯
2021年10月22日に疝痛症状があり、開腹手術を実施。しばらくの間経過観察が必要なことから一旦募集を停止することとなった。
術後は順調で11月より曳き運動を開始。競走馬としてある程度の見通しが立ったため、3月25日から募集再開となった。
●近況
2022年1月より騎乗調教を再開し、現在はBTC周回コースを乗り込まれている。足元にも問題なく今後順調であれば3月中旬頃には坂路コースでの調教が開始される予定。馬体重は530キロ(3月4日時点)。
●募集再開のスケジュール
2022年3月25日17時~
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○コンシダレイトの2020は買いか!?
●良い点(Positive)
・本馬は名馬エネイブルの3/4同配合。ほぼエネイブルの(一口)馬主になれる。
・当時の募集価格から20%(5000万円→4000万円)ディスカウント&費用請求が2022年4月~(通常であれば1月から維持費が発生する)とお買い得となっている。
●懸念材料(Negative)
・疝痛による開腹手術で約3ヶ月ほど育成が遅れている。
・日本でのNathaniel産駒の実績が乏しい。
・日本の馬場でSadler's Wellsの3×3クロスは正直重たい。
・レースに出走しながら成長を促すタイプではない友道厩舎のため、デビューは3歳春以降の可能性大。
→チャンスは2、3回あるかどうか。
・インゼルでは地方転入がないため基本的には中央で勝ち上がる必要がある。
◎結論
3月中旬頃には坂路コースでの調教が開始される予定のため、4月1日の近況更新を確認してから出資の可否を判断した方がいい。
ただ、個人的には、本馬は育成の遅れがあり、3歳デビューの可能性が高く、出走機会も限りがあるため、出資は見送りたい。
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