オーストラリア競馬は世界での評価の割に弱い!? 日本馬がオーストラリアで活躍しすぎ!?
今回は、近年日本馬がオーストラリアでの活躍が目立つことで浮上する「オーストラリア競馬評価され過ぎ問題」について紹介します。
○オーストラリアの競馬情報
●有名なG1レース
ジ・エベレスト:1着賞金580万豪ドル(約5億円)の高額賞金レース
●騎手リーディング(2018~2019年シーズン)
1位:J.マクドナルド
2位:T.ベリー
3位:H.ボウマン
●サイヤー(種牡馬)ランキング(2018~2019年シーズン)
1位:Snitzel
2位:I Am Invincible
3位:Street Cry
●2019年度ワールドレースレーティングランキング(オーストラリアのみ)
9位:コッスクプレート
13位:チッピングノートンステークス
28位:スプリントトクラシック
32位:コルゲートオブティックホワイトステークス
36位:TJスミスステークス
40位:ジョージライダーステークス
46位:マッキノンステークス、マカイビーディーヴァステークスなど
●近年オーストラリアで活躍した日本馬の成績
1着:デルタブルース(2006年)、2着:アイポッパー(2006年)
1着:アドマイヤラクティ(2014年)、メールドグラース(2019年)
1着:ハナズゴール(2014年)
1着:リアルインパクト(2015年)
2着:リアルインパクト(2015年)
2着:クルーガー(2019年)※1着ウィンクス
コッスクプレート
1着:リスグラシュー(2019年)
他トーセンスターダム(ランヴェットS2着)、トゥザワールド(ザBMW2着)
○なぜオーストラリアは高レーティングのレースが多い!?
2019年のワールドレースレーティングランキングによると、日本のランクイン実績(G1)は11レースなのに対して、オーストラリアは18レースと、日本よりも高レーティングを叩き出しているG1が多い。そもそもこのレーティング順位は、対象レースの1着から4着の馬のレーティングを算出し、その平均値がレースのレーティングとして格付けされる。特に近年のオーストラリアの高レーティングは、国内G1を25勝していたウィンクスの存在が大きいともいわれている。
○コメント
近年の日本馬の活躍をみると、正直オーストラリア競馬は過大評価され過ぎている印象があり、オーストラリアに遠征して勝利を挙げる日本と遠征されっぱなしのオーストラリアという構図が鮮明になっています。近々オーストラリアが日本の草狩り場になっているかもしれませんね。