今回は、一口馬主クラブ「インゼルレーシングの2021年度募集馬を診断【500口・ノーザンファーム編】」したので紹介します。
※あくまで個人的診断(個人調べ)です
●インゼルレーシング2021の診断【500口・NF編】
①スカイダイヤモンズの2020【牡】
生年月日:2020年1月24日
父:ハーツクライ
母父:First Dude
生産牧場(育成牧場):ノーザンファーム
募集価格:6000万円(12万円/500口)
診断:母は現役時代にダート中心にGⅡ:1勝、GⅢ:2勝をあげた重賞馬。母7歳時に本馬誕生(初仔)。父は2021年度産がラストクロップであるハーツクライ(2019年度種付け料:800万円)。血統では、クロスなし。母父First Dudeは、現役時代アメリカのダート中心に活躍。ノーザンファーム出身馬としては最高値(6000万円)と強気。活躍次第では海外遠征に連れていきそうな血統。ややダート血統の傾向あり。初仔のため、馬格チェック。
②ヴィニーの2020【牡】
生年月日:2020年2月3日
父:ロードカナロア
母父:ディープインパクト
生産牧場(育成牧場):ノーザンファーム
募集価格:4500万円(9.5万円/500口)
診断:母はキーファーズ所有馬で現役時代中央1勝。母6歳時に本馬誕生(初仔)。父は次期リーディングサイヤー候補のロードカナロア(2019年度種付け料:1500万円)。血統では、Mr. Prospector4×5(9.38%)。父×母父では、ファンタジストやドナウデルタなど距離適性が短距離～マイル中心の競走馬が多い印象。
初仔のため、馬体のサイズに注目。
③スターズアンドクラウズの2020【牡】
生年月日:2020年3月21日
父:ジャスタウェイ
母父:マクフィ
生産牧場(育成牧場):ノーザンファーム
募集価格:2400万円(4.8万円/500口)
診断:母8歳時に本馬誕生。母の兄弟にモーリスドゲースト賞を3連覇を含むGⅠ6勝馬Moonlight Cloudがいる。さらに、ジェネラスやImagineと同じ牝系をもつ。父は昨年産駒(ダノンザキッド)がＧⅠを飾ったジャスタウェイ(2019年度種付け料:400万円)。血統では、Irish River5×5(6.25%)クロス。母父マクフィは現役時代マイル中心に活躍。スピードに長けていそうな血統。募集価格はノーザンファーム出身の牡馬の中では最安値(2400万円)で手が出やすい。
血統(母系良血)、ノーザン出身でこの募集価格は狙い目か。
↓50口編↓
④エレクトラムの2020【牝】
生年月日:2020年3月2日
父:ダイワメジャー
生産牧場(育成牧場):ノーザンファーム
募集価格:1800万円(3.6万円/500口)
診断:母は現役時代24戦5勝(GⅡ:1勝、GⅢ:1勝)と重賞馬。母9歳時に本馬誕生。母初仔のチュウワエンジェル(現3歳)は中央勝ち上がり。父はダイワメジャー(2019年度種付け料:500万円)。
血統では、Northern Dancer4×4(12.50%)クロス。父×母父では、頭数は少ないもののシゲルピンクダイヤやアマルフィコーストを輩出し、相性は良さそう。
ノーザンファーム出身、血統、母の実績、募集価格どれをとっても優秀で、個人的には推したい1頭。(手術歴や馬体のサイズなど要チェック)
⑤チカリータの2020【牝】
生年月日:2020年3月11日
父:マインドユアビスケッツ
母父:クロフネ
生産牧場(育成牧場):ノーザンファーム
募集価格:1500万円(3万円/500口)
診断:母はキーファーズ所有馬で中央2勝。母7歳時に本馬誕生(初仔)。父は現役時代はアメリカ・ドバイ中心にダートの短距離で活躍し、この世代が初年度産駒となるマインドユアビスケッツ(2019年度種付け料:200万円)。
血統では、Deputy Ministerの4×5×4(15.63%)、Rahy・Morn of Songの4×4(12.50%)クロス。
セレクトセール2021では、ノーブルソニックの2020の税別4400万円が最高額(主取が2頭)と、現時点ではマインドユアビスケッツ産駒はあまり評価されていない印象。
血統からもダート(短距離??)が主戦場なイメージ。生産・育成がノーザンファームながらも、募集価格1500万円はお手頃価格(ダート血統の牝馬だから??)。
初仔のため、馬格に要注目。
●コメント
個人的には、ノーザンファーム生産馬で良血馬揃いでありながら、募集価格は抑えているように感じたので、倍率次第ですが、複数口も検討したいですね。なお、インゼルレーシングは地方転入不可のため、ダート血統は出資しづらいですね。
↓Amazonで買い物↓
