今回は、「インゼルTC募集馬2021を総評【500口/三嶋牧場】」したので紹介します。
※馬体写真なし・厩舎未発表時点での総評
※あくまで個人的総評です
●インゼルTC2021の募集馬総評【500口・三嶋牧場編】
①ルーシーブライドの2020
性別:牡
生年月日:2020年4月26日
父:イスラボニータ
母父:ブライアンズタイム
生産牧場(育成牧場):三嶋牧場
募集価格:1600万円(3.2万円/500口)
総評:母10歳時に本馬誕生。全姉にユニオン所属馬ベルマリエ、いとこに短距離で活躍したストレイトガールがいる。父は今年産駒デビューしているイスラボニータ(2019年度種付け料:150万円)。先日産駒のプルパレイがアスター賞を勝利。
Hail to Reason5×4(9.38%)、Graustark・His Majesty4×5(9.38%)クロス。
インゼル募集馬2021の牡馬最安値(1600万円)。イスラボニータは2021年度種付け頭数159頭と、2020年度(122頭)よりも増えており、産駒の出来の良さがうかがえる。募集価格だけで判断しないこと。
②ラヴアンドフェイスの2020
性別:牝
生年月日:2020年5月4日
父:ロードカナロア
母父:Corinthian
生産牧場(育成牧場):三嶋牧場
募集価格:2600万円(5.2万円/500口)
総評:母11歳時に本馬誕生。半兄にSuper Sermon(GⅡ2着1回)、メイショウヒューマ(現2勝クラス)がいる。父はロードカナロア(2019年度種付け料:1500万円)。
In Reality5×4(9.38%)、Mr. Prospector4×5(9.38%)、Alydar5×5(6.25%)クロス。母父Corinthianは、現役時代米国のダートで活躍。
ロードカナロア産駒ながら、牝馬かつ非NF生産馬とあって募集価格が控えめ。キーファーズ-三嶋牧場ラインは見逃せないため、募集価格だけで判断するのは早計かも。歩様や筋肉の付き方など要確認。
③ユイフィーユの2020
性別:牝
生年月日:2020年2月2日
父:ルーラーシップ
母父:ディープインパクト
生産牧場(育成牧場):三嶋牧場
募集価格:1600万円(3.2万円/500口)
総評:母はキーファーズ所属馬(中央1勝)。母の兄弟にプリンセスムーン(アイビスサマーD3着)がいる。母6歳時に本馬誕生(初仔)。父はルーラーシップ(2019年度種付け料:150万円)。
クロスなし。父×母父では、キセキやワンダフルタウンなどがいる。
日本では、なじみのある血統のため特記事項はないが、個人的には同じ募集価格のルーシーブライドの20を推したい。初仔のため、馬格に注視する必要がある。