フランケルの弟ノーブルミッションが日本で種牡馬入りへ!! 代表産駒は!?
今回は、GⅠ3勝した馬「ノーブルミッションが日本で種牡馬入りが決まったこと」について紹介します。
●概要
日本軽種馬協会(JBBA)は10月9日、種牡馬ノーブルミッションを2021年より新たに導入することを発表。
●プロフィール
母父:デインヒル
兄弟:フランケル(14戦14勝)
成績:21戦9勝【G1:3勝】
主な勝ち鞍:英チャンピオンS(G1)、サンクルー大賞(G1)、タタソールズゴールドC(G1)
●現役時代の特徴
フランケルの全弟ということで、話題になったが5歳まで目立った成績を残せずにいた。しかし、4歳後半から脚質を「先行」に変えることで、成績が安定し始める。5歳で本格化し、GⅠ3勝を含む7戦5勝2着2回と連対を外さないほど安定感抜群で引退となった。
●初年度の種付け料【2015年】
2万5000ドル
●代表産駒
・Code of Honor
主な勝ち鞍:トラヴァースS(G1)、ジョッキークラブ金杯(G1)
●コメント
父ガリレオ、父父サドラーズウェルズと欧州血統で、日本のスピード競馬に合うかは分かりませんが、全兄フランケルは種牡馬として、日本でも何とか適応しているようなので、まずは洋芝の函館・札幌競馬場で走らせてみるのが無難な気がします。ただ、ノーブルミッションの代表産駒である「Code of Honor」はダートで活躍しているので、兄弟といえど、フランケルとは違った色を出してきそうです。
ガリレオの系統が日本で成功するのか今後注目しましょう。