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【東サラ】2021年度特別追加募集外国産馬を評価|パンモッレの20/エーピードリームの20

東サラでマル外が募集される!? 走るのか勝手に評価してみた!!

今回は東サラから、「2021年度特別追加募集外国産馬(キングマン産駒/フランケル産駒/産駒/アメリカンファラオ産駒)」を評価したので紹介します。

※あくまで個人的考察です

個人調べです

 

●2021年度東サラ特別追加募集外国産馬

①スマートチェインジの2020

性別:

生年月日:2020年2月4日

父:Kingman

母父:Smart Strike

厩舎:国枝栄(予定)

募集価格:4800万円(12万円/400口)

評価:Tattersalls October Yearling Sale 2021にて20万ギニーで落札された経緯がある。母9歳時に本馬誕生。近親にAndromeda's Hero(GⅢ:1勝)、Stay Thirsty(GⅠ:2勝)がいる。父はKingman(2019年度種付け料:7.5万ポンド)。Mr.Prospector3×5、Northern Dancer5×4のクロス。母父Smart Strikeは、母父としてストロングリターンレッドオーヴァル、カイザーミノルなどマイル前後で活躍する馬を輩出。父×母父の組み合わせとして2歳新馬戦を勝ったモンゴリアンキングがいる。

馬体重468kg、管囲21cm(11月中旬計測)と申し分なし。血統、馬格、厩舎どれも問題なさそうで、無難にいくならこの馬か

 

②スピーディボーディングの20

性別:

生年月日:2020年4月28日

父:Kingman

母父:Shamardal

厩舎:手塚貴久(予定)

募集価格:5000万円(12.5万円/400口)

評価:Tattersalls October Yearling Sale 2021にて13.5万ギニーで落札された経緯がある。母は現役時代GⅠ2勝(オペラ賞、ジャンロマネ賞)と活躍。母8歳時に本馬誕生。父はKingman(2019年度種付け料:7.5万ポンド)。Mr.Prospector5×5、Mill Reef5×5クロス。母父Shamardalは、母父としてデザートストームやスマートフルーレなど、主にダート馬を輩出。

馬体重467kg、管囲21cm(11月中旬計測)て馬格に申し分なし。血統的にはダートでも走れそう。距離適性は2000mくらいまで許容範囲か。

 

③パンモッレの20

性別:

生年月日:2020年2月4日

父:Frankel

母父:Lawman

厩舎:鹿戸雄一(予定)

募集価格:5000万円(12.5万円/400口)

評価:Tattersalls October Yearling Sale 2021にて23万ギニーで落札された経緯がある。母5歳時に本馬誕生(初仔)。父はFrankel(2019年度種付け料:17.5万ポンド)。

3代母ZendaはKingmanの母デインヒル3×4、Danzig4×5×5、Mr.Prospector5×5、Northern Dancer4×5のクロス。

初仔だが馬体重490kg、管囲20cm(11月中旬計測)と牝馬にしては大型。Frankelの2022年度種付け料は20万ポンドに値上がりしているため、今が買いの可能性あり。

 

④リヴァーベルの2020

性別:

生年月日:2020年4月25日

父:Kingman

母父:Lahib

厩舎:藤原英昭(予定)

募集価格:4600万円(11.5万円/400口)

評価:Tattersalls October Yearling Sale 2021にて7.2万ギニーで落札された経緯がある。母は現役時代GⅡ:1勝・GⅢ:1勝馬母19歳時に本馬誕生。半姉StrathnaverはGⅢ勝利、半兄にフォッサマグナ(現3勝クラス)。父はKingman(2019年度種付け料:7.5万ポンド)。Northern Dancer5×4のクロス。

半兄フォッサマグナがいるため、日本の馬場適性は問題なさそう。落札価格は7.2万ギニー(約1150万円)に対して募集価格が強気な点が気になる。東サラのKingman産駒の中ではスプリントタイプでスピードがありそうか。高齢出産のため、体質に注目

 

⑤エーピードリームの2020

性別:

生年月日:2020年4月7日

父:American Pharoah

母父:A.P.Indy

厩舎:矢作芳人(予定)

募集価格:4800万円(12万円/400口)

評価:Kentucky October Yearling 2021にて24.5万ドルで落札された経緯がある。母はマジェスティックウォリアーの全姉。祖母Dream SupremeはGⅠ2勝馬母16歳時に本馬誕生。父はAmerican Pharoah(2019年度種付け料:11万ドル)。母父A.P.Indyは、母父としては近年活躍馬が目立たなくなったが、カレンミロティックケイアイエレガントなどを輩出。Secretariat4×5、Buckpasser5×5のクロス。

馬体重443kg、管囲20.3cm(11月中旬計測)とダート馬であればもう少し馬格が欲しいところ。ファミリーラインをみるとやはりダートでやれそうか。American Pharoah産駒の牡馬で募集価格4800万円は個人的には安く感じる。狙っても面白そう。

 

⑥ワンダフリーの2020

性別:

生年月日:2020年3月13日

父:Kingman

母父:Galileo

厩舎:友道康夫(予定)

募集価格:5200万円(13万円/400口)

評価:Vente de Yearling deAuville 2021にて28万ユーロで落札された経緯がある。母は現役時代GⅢ(シルヴァーフラッシュS)1勝。母9歳時に本馬誕生。母の兄弟にGⅠ馬NayarraやGⅡ勝利馬Gustav Klimt、祖母は仏オークス馬、近親に名馬Invincible Spiritがいる。父はKingman(2019年度種付け料:7.5万ポンド)。Rafha3×3、Danzig4×4、Mr.Prospector5×5、Northern Dancer4×5×5のクロス。

ファミリーラインは追加募集馬の中では群を抜いていており、やはりマイル前後が主戦場か。欧州寄りの重めの血統がやや気になる。日本の馬場適性に合うかが鍵。

 

●落札価格順

パンモッレの2020(約3700万円)>ワンダフリーの2020(約3600万円)>スマートチェインジの2020(約3200万円)>エーピードリームの2020(約2800万円)>スピーディボーディングの2020(約2200万円)>リヴァーベルの2020(約1150万円)

 

●募集価格順

ワンダフリーの2020(5200万円)>スピーディボーディングの2020(5000万円)=パンモッレの2020(5000万円)>スマートチェインジの2020(4800万円)=エーピードリームの2020(4800万円)>リヴァーベルの2020(4600万円)

 

●コメント

東サラが一挙にマル外6頭を追加募集するのは正直驚きです。

個人的にはエーピードリームの20が気になります。

以上、東京サラブレッドクラブ2021年度特別追加募集外国産馬の評価でした。

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