2021年のワラウカドは中央2勝で全然ワラエナイ!? ○○が遅いのが原因か!?
一口馬主クラブのひとつ「ワラウカド」。2021年のクラブ成績(中央)はわずか2勝のみ。
そこで今回は、「なぜワラウカドは勝てないのか」を現役ワラウカド会員が問題点について徹底考察します。
※あくまで個人的な考察です
○動画
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【2021年中央競馬2勝のみ】ワラウカドがヤバい!?|現役会員が問題点を考察
○ワラウカドの成績【2021年】
中央:2勝(ストラトスフィア、スパイラルノヴァ)
地方:4勝(シェノン、ショウキ、ヴァルガス×2)
○ワラウカドが活躍できない要因
・ワラウカドの母体であるパカパカファームの衰退
過去にディープブリランテやクラリティスカイ、ピンクカメオといったGⅠ馬を輩出したパカパカファームだが、近年、生産馬の成績が良くない。総賞金5000万円以上稼いだ馬は2015年産(現7歳馬)まで遡る。
ただ、ワラウカド所属馬はというと、賞金順で比べると、パカパカファーム生産馬の中では頑張っているといえる。(例:スパイラルノヴァ、ゼノヴァース、セルフィー、ルヴォルグ)
※なお、ダービー馬ディープブリランテはパカパカファーム生産馬だが、セレクトセールにてノーザンファームが落札したため、育成はノーザンファームとなる
・育成の遅さ
個人的に一番気になる点がワラウカド所属馬の育成の遅さ。例年年明け前後にファンタストクラブに移動し、そこからトレーニングが始まるが、他のクラブと比較してだいぶ遅い。
三嶋牧場育成のインゼル所属馬をみると12月の更新、いわゆる11月にはハロン15~16秒のメニューを消化している。一方ワラウカド所属馬はというと、ハロン16秒を走る時期は1月下旬頃、ハロン15秒は2月頃。その差約2ヶ月以上ある。ファンタストクラブ自体、非ノーザン出身馬が利用できる調教施設の中でも指折りの設備が整っているので問題なさそうだが、育成がゆったりしている印象があり、その分入厩が遅れ、デビュー自体も3歳以降となるケースが多い。せめて1ヶ月位移動を前倒ししてほしいところ。
○ワラウカドの将来はこの2頭に掛かっている!?
①ファベル
ファベルへの期待は以前に記事・動画でまとめたので割愛するが、友道調教師期待のディープ産駒牡馬。パカパカファーム生産馬のため、なかなかデビューが出来ていないが、近況をみても能力の高さには疑う余地がないと個人的に感じている。おそらく2月くらいにデビューするため、初戦の走りは見物。
↓ファベルについて↓
②キトゥンズロアの20
成績が振るわないパカパカファーム生産馬(日本)ではないワラウカド所属馬。もう一頭ヴェイルドイントリーグの20もこれに該当するが、当馬は来日が11月だったため、なかなか日本の環境になれないことによる育成の遅れを感じるため、キトゥンズロアの20のみとする。
母は現役時代活躍し、父はフランケル、そしてトップトレーナーの矢作厩舎所属(予定)とクラブとしても期待されている一頭。クラブとしてもテコ入れとしてリストアップしたはずなので、この馬で結果を出さないと会員離れの可能性も。
○コメント
育成の遅さは特に現3歳世代で感じており、3歳になっても5頭(ファベル、バクマツ、チャパティ、ミレーレ、インアスピン)が未デビューなのは、クラブに問題があると言わざるを得ません。
個人的なワラウカドへの要望としては、パカパカファームでの育成の見直しと、育成スピードを早めてほしいです。
なお、ワラウカドに期待しているからこそ今回記事にしてみました。
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