2021年、ワラウカドの外国産馬を診断してみた!!
今回は一口馬主「ワラウカド」から、2021年度ワラウカドのマル外募集馬「キトゥンズロアーの2020/ヴェイルドイントリーグの2020」を診断します。
※注意:あくまで個人的な診断です
●ワラウカド募集馬2021診断
・キトゥンズロアーの2020
性別:牡
父:Frankel
母父:kitten's Joy
厩舎:矢作芳人
コメント:母はゴルディコヴァS(GⅡ)勝利、EPテイラーS(GⅠ)2着の実力馬。2018年にパカパカファームが50万ドルで落札。父はガリレオの後継種牡馬一番手Frankel。本馬は初仔。血統面ではSadler's Wells3×4(18.75%)クロス持ち。
日本でのFrankel産駒をみると、GⅠ馬の3頭(モズアスコット/ソウルスターリング/グレナディアガーズ)はサドラーのクロスを持たない。サドラークロス持ちのFrankel産駒ショウナンアリアナは洋芝(函館・札幌)で2勝2着3回と活躍。数多くの名馬を育て上げた矢作芳人調教師に任せる。
評価:血統をみると、全体的に重たい。ワラウカドにありがちなパワータイプなイメージ。母父はkitten's joyだが、母父として目立った活躍馬はいない。
血統だけで判断すると日本の馬場に合うかは甚だ疑問。初仔のため、馬格に注目。
↓マル外出資時の注意点↓
・ヴェイルドイントリーグの2020
性別:牡
父:Churchill
母父:Pastoral Pursuits
厩舎:藤原英昭
コメント:母はチャートウェルフィリーズS(GⅢ)2着馬。母9歳時に本馬誕生。半兄に英1勝のWord Of Honour(父Showcasing)がいる。母父Pastoral Pursuitsは主に短距離で活躍。父Churchillは2歳から活躍し距離適正はマイル前後。つい先日Churchill産駒のLadies Churchがリステッド競走を勝利。藤原英昭調教師に託す。
評価:Churchill産駒は現2歳馬が初年度産駒のため、まだ特徴を掴めていないが、父に似た場合、早熟性タイプでマイル前後が主戦場か。
おそらくChurchill産駒として最初の日本デビューとなるため、もしも活躍した場合は種牡馬入りもあり得る。種牡馬入りの夢をみて出資しても面白そう。
個人的にはキトゥンズロアーの2020より日本の馬場適正はありそう。
●コメント
近年、ワラウカドの母体であるパカパカファーム生産馬の成績が思わしくないのが気になりますが、ワラウカド所属馬であってパカパカファーム生産馬ではないマル外2頭の活躍がとても気になるところです。