除外狙いの出走登録の目的とは!? 除外優先権を得るために連闘で出走登録する!?
今回は、「除外狙いの出走登録の目的」について個人的な考察を紹介します。
●除外狙いの出走登録の目的
「優先出走権」の確保が狙いと考える。出走登録の多い時期(例:8月の3歳未勝利戦、2場開催日など)にしっかり仕上げたのに抽選の結果除外となるケースが多々ある。そこで、わざと出走登録の多いレースに登録し、除外となることで、次週以降の狙ったレースにほぼ確実に出走することができる。
※あくまで個人的な考察です
●優先出走権とは!?
除外された競走馬には「優先出走権」が付与される。
「除外優先権」を有していると、原則的に次走で優先的に出走可能となる。
なお、次の競走においては「除外優先権」による優先出走は認められていない。
・除外された競走と異なる種類の競走(例:障害競走で得た「除外優先権」を平地競走で行使する)
・該当しない条件の競走(例:1000万クラスの馬が1600万クラスの競走に出馬投票して得た「除外優先権」)
・重賞競走
●除外優先権の効力(期間)
除外優先権の効力は手に入れた日から2ヶ月間で、出走が確定した時点で、その権利は消滅する。
●コメント
もちろん、除外狙いで出走登録したものの、除外されず出走することになるケースもあります。特に2020年の夏季開催は、新潟に競走馬が集まりすぎて除外ラッシュとなっていました。JRAでは除外目的の投票に歯止めをかけるために新馬戦では5頭分の「抽選枠」を設けており、除外を見越した仕上げの競走馬も出走する可能性が高くなっています。
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