2020年、ヴィクトリアマイルは血統で決まる!? アーモンドアイの取捨選択は!?
遂に牡馬クラシック第一弾、「ヴィクトリアマイル」が行われます。アーモンドアイがGⅠ7勝を目指して始動するため、牝馬限定戦ながらとてもハイレベルなメンバーとなっています。 そこで今回は、馬券予想も兼ねて「ヴィクトリアマイル2020出走予定馬の血統診断」をします。
※あくまで個人的な見解です
●主な出走予定馬の血統診断
・アーモンドアイ
父:ロードカナロア
母はエリザベス女王杯勝ち馬。近親には海外で短距離g1勝ち馬がいる。スピードの持続力に優れたマイラータイプといえる。鉄板。
・ラヴズオンリーユー
3代母が世界的な良血馬で、リアルスティールをはじめ全兄も結果が出ている。ディープインパクト×ストームキャットのにニックス配合らしく、末脚の伸びに秀でた中距離タイプだが、マイルは合うかどうかが鍵。
・ダノンファンタジー
母はアルゼンチンGⅠ2勝馬。近親には海外で重賞ウイナーが勢揃い。短所はないが、長所もない印象。
・スカーレットカラー
母はG3エーデルワイス賞3着馬。近親には活躍馬は見当たらない。2017年のVM勝ち馬アドマイヤリードと同じ父SS×母父ミスプロ系の配合で、血統的にも一発ある。
・プリモシーン
母はVRCオークスをはじめ、豪G1を4勝した名牝。近親にも香港マイルを勝った馬など、マイル適性がある。ディープインパクト×ノーザンダンサー系は末脚が生きるコースがベスト。
・サウンドキアラ
母はフィリーズレビュー勝ち馬。スピードのある牝系からベストは1400m位か。母父ノーザンダンサー系以外のディープインパクト産駒は好走例がないため、厳しそうか。
馬券予想
今回のヴィクトリアマイルのポイントは、アーモンドアイの取捨選択です。先週のNHKマイルカップでは、中距離適性のある馬が上位に来れず、1400~マイル適性のある馬が馬券内に入りました。血統面からみるとアーモンドアイは厳しい戦いとなりそうで、個人的にはブエナビスタのように足元をすくわれるような気がするので、2・3着付けで馬券購入を考えています。
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