中距離適性のある馬は!? オークスを走りきるだけのスタミナを持つ血統は!?
ついに今週クラシック第二弾、樫の女王を決める「オークス(優駿牝馬)」が行われます。桜花賞で圧倒的な走りをみせたデアリングタクトや別路線組、東京巧者などが集まり、ハイレベルなメンバーとなっています。 そこで今回は、馬券予想も兼ねて「オークス(優駿牝馬)2020出走予定馬の血統診断」をします。
※個人的な見解です
●オークスの主な出走予定馬の血統診断
・デアリングタクト
父:エピファネイア
血統分析:祖母は府中牝馬S勝ち馬で、GⅠでも安定した走りをみせている。過去10年のオークスでは、ロベルト系の父は【0-0-0-8】で血統としては相性は悪い。桜花賞で魅せた末脚を東京コースでも使えるかが鍵。
・デゼル
血統分析:母は仏オークス、仏1000ギニー勝ち馬。近親に目立った活躍馬はいない。父の適性も抜群で、血統的には推せる。キャリアが浅いのが難点。
・クラヴァシュドール
父:ハーツクライ
血統分析:近親に活躍馬が複数頭いる。ハーツクライ産駒は近5年【0-0-1-10】と活躍できていない。
・ミヤマザクラ
血統分析:兄姉に活躍馬がいる。伯父にクロフネがいる。兄姉の傾向から1800mあたりがベスト。2400mは長い気がする。
・マルターズディオサ
父:キズナ
血統分析:兄姉・近親に活躍馬はいない。スピードタイプのマイラー。距離延長はプラスとはいえない。
●コメント(馬券予想)
スタミナ勝負になればデアリングタクト一択ですが、今の東京コースはスピード決着の傾向が強いため、スピードタイプも面白いかもしれませんね。個人的にはデゼルとウインマリリン中心に考えています。